北海道新幹線と道南いさりび鉄道。2つの木古内駅の駅前に位置する”道の駅 みそぎの郷 きこない”。
北海道に上陸して最初の駅が木古内駅ということで、私たちは「北海道の玄関口」としての使命を持って観光案内しております。
折しも、昨今は「インバウンド観光」が注目を浴びており、国際観光都市である函館市ほどではないにしても、木古内駅がある道南西部9町エリアにも少しずつかもしれませんが海外からの旅行客が足を延ばしてくれるようになってきました。
その流れを受けて、”道の駅 みそぎの郷 きこない”ではインバウンド対応のために、これまで次の4つの対策を実施してきました。
- 道銀ATMが台湾金融カード対応 (2017.1.23)& 海外クレカ対応 (2017.2.28)
- 木古内駅前通り全域にフリーWi-Fi導入 (2017.3.31)
- インバウンドプロデューサー 加藤さん着任 (2017.8.24)
- ”道の駅 みそぎの郷 きこない"ホームページを多言語化 (2017.10.4)
もちろん、これで終わりではありません。
知恵と工夫で何とかなる所に対しては手間を惜しまずやります!
と言うことで、今回は観光パンフレットコーナーに手を加えました。
▲ ご存知、”道の駅 みそぎの郷 きこない”の観光パンフレットコーナーです。
全部で120種類ほどの観光パンフが並んでいますが、実はこれまで外国語版のパンフはそれほど多くありませんでした。
理由はいくつかありますが、大きなものとしては「陳列スペース不足」が挙げられます。
「なるべく多くの種類の観光パンフをお届けしたい」という思いでパンフを集めたところ、外国語版を陳列する場所がなくなってしまったというのが正直なところです。
もちろん、「スペースが無くて...」なんてしょうもない言い訳で済まされないのは当然のことです。
そこで...
▲ 観光パンフレットを陳列する棚に工夫を施してみました。
◯◯語であることを示す「しおり」的な仕分けPOPを間に挟むという、非常にシンプルな仕組みです。
ですが、これで一つの棚に複数の言語のパンフを陳列できるようになりました。
こんな簡単にできるなら、さっさとやっておけ!という話ですよね。
ただ、この対策には些少ですがコストがかかるので、進行は少しずつになると思います。が、着実にインバウンド対応強化に向けた観光パンフレット多言語化を進めます。
さらに、各国語版パンフの在庫を保管する倉庫スペースが慢性的に不足しているのは相変わらずなので、本当に少しずつ進める形になるでしょうか。