こちらの本、3月2日に発売開始となったばかりの新刊です。
『"日本一貧乏な観光列車"が走るまで 「ながまれ海峡号」の奇跡』 と、なかなか衝撃的なタイトルになっています。
2016年3月にJR江差線を引き継いで、五稜郭駅~木古内駅間で運行をスタートした「道南いさりび鉄道」。
その道南いさりび鉄道が旅行会社や沿線住民と連携して、イチから作り上げた観光列車が『ながまれ海峡号』です。
JR江差線を引き継いで発足したばかりの同鉄道が、どのようにして「鉄旅オブザイヤー」でグランプリを受賞するまでになった観光列車を作り上げたのか。
その辺りのいきさつや取り組み内容などを、札幌のライター佐藤優子さんが丁寧に取材して、一冊の本として刊行したのです。
▼ 裏表紙には最大のキーパーソンである、日本旅行の「永山 茂」さんが載っていました。
観光列車『ながまれ海峡号』は函館駅を出発後、終点の木古内駅で折り返します。
その木古内駅前で乗客の皆様が立ち寄るのが、道の駅「みそぎの郷きこない」です。
また、道の駅の中のレストラン「どうなんde's Ocuda Spirits」で料理した特製メニューを車内に積み込み、乗客たちは車窓から”漁り火"を眺めつつ舌鼓を打ちます。
これら道の駅とどうなんde'sのことも、本に取り上げられていています。
じっくり読むのが楽しみですね。