先日、木古内町観光協会の主催による「まちづくり勉強会」が町内で開催されました。(その概要はこちら)
勉強会のメインプログラムとして、青森大学の櫛引教授に「交流拠点としての木古内の役割」というタイトルでご講演して頂きました。
講演の中で、「戊辰戦争&箱館戦争は全国的に知名度が高いため、関連スポットはポテンシャルが高い。だが、各地に点在するスポット間が連携した形での情報提供が不足している。」という旨の提言がありました。
確かに、土方歳三など新撰組ファンの方々は数多くいらっしゃるようですしね。
ただ、スポットは道南エリアの各地に散らばっています。それらを網羅する形の分かりやすい情報提供は、これまで不十分だったかもしれません。
そこで木古内町観光協会が動いてくれました。櫛引教授による提言から僅か数日のことです。
その成果がこちら ▼
"道の駅"の多目的ホールに、木古内町観光協会制作の戊辰戦争&箱館戦争パネルを設置したというものです。
パネルは、次の内容からなっています。
- 戊辰戦争&箱館戦争の概要、道南各地を転戦した足跡
- 木古内町内における戦闘の推移と足跡
- 中心人物の解説
- 現在も道南エリア各地に残るスポットの説明 (特に、道南西部9町エリアに数多く分布していますね)
多目的ルームの壁面に掲示しており、多目的ルームが貸切利用されていない間の開館中でしたら、どなたでも自由にご覧になれます。
尚、このパネルはスピード重視でひとまず設置したという側面があるため、設置方法は今後微妙に変更されるかもしれません。
意外と分かりにくい戊辰戦争&箱館戦争の情報を、交通の便利な木古内駅前で入手できることは、スポット巡りをするお客様にとって利便性の向上につながるのではないでしょうか。