道南西部9町の一つ、江差町内にある老舗の中国料理店『チャイニーズレストラン 美華』(みか)さんからの新商品が入荷しました!
「いにしえ にシン丼」と「いにしえ いかバーグ」と「ソーラン ちまき」の3品です。
本日より当"道の駅"内のショップで販売を開始します。
では、この3品を順番にご紹介します。
丼と言っても、どんぶり飯そのものではなく、ニシンの甘露煮を真空パックにしたものです。
やはり江差と言えばニシン。ニシンそば等が有名ですね。
では、なぜ江差はニシンなのか?
江差はかつての「北前船交易」でニシンを主要な出荷品として繁栄を極めた地域です。いわゆる「鰊(にしん)御殿」のニシンですね。
そのため、沿岸でニシンがなかなか獲れなくなった今でも、江差と言えばニシンというイメージが付いています。
▲ パッケージ裏面には「ニシン丼の作り方」が記載されています。
その一文に、【お蕎麦にのせれば「にしんそば」になります】とあります。前述のニシンそばですね。
さらには、【いにしえ ニシン丼は「レストラン美華」でメニューとしてご提供しています】とも。これを見たら、リアル店舗で食してみたくなります。
木古内駅と五稜郭駅を結ぶ「道南いさりび鉄道」の「漁り火」という単語があるように、道南エリアではイカ漁が盛んです。
江差町では初夏に「イカ刺しまつり」を開催するくらいに。
そんなイカを練ってハンバーグにしています。
▲ 裏面には調理法が記載されていますが、その調理とは【自然解凍または、電子レンジで軽く温め】となっています。
簡単でいいですね!
また、こちらも同店で通常メニューとして提供しているそうです。食べてみたいメニューがまた一つ増えました。
中国料理店らしいですね。「ちまき」は。
北海道産のもち米などを使用する他、カニ・ホタテ・ニシンも混ぜ込まれていて海鮮系のちまきになっています。
さて、ここまで新商品3品をご紹介しましたが、共通するものに気付かれましたでしょうか。
3品全てに「日本遺産」のロゴがプリントされているのです。
江差町は今年の4月、「日本遺産」に認定されました。
前述の北前船交易に関連した、「江差の五月は江戸にもない ~ニシン繁栄が息づく町~」という歴史ストーリーが日本全体の遺産として認められたということです。
地域住民にとって、そして江差を知る各地の人々にとっても誇らしい出来事ですね。