さて、この木工製品は何でしょうか?
材質は杉。それも"道の駅"の内外装にも多用している「道南杉」です。香りや肌触りが好評なんですよ。
ちなみに製作は江差町。江差町と言えば、北前船交易で繁栄を極めた往時の街並みを再現した「いにしえ街道」が観光スポットとして人気です。そのいにしえ街道では最近、地元産の木工品や手芸品を扱うショップがオープンしました。江差町からは木を活かした話題が伝わってきています。
正面の穴の奥は空洞になっていますね。中には特に何かがあるわけではありません。
全体の形状が三角形のものだけでなく、直方体のもあります。上の面に溝が掘ってあるのは両方に共通してます。
その上面の溝にスマホを差し込んでみました。まるでそのためにあったかのようにすっきりと収まりましたね。
ここまで読んで、スマホの”スタンド”と答えた方。残念ながらハズレです。素直過ぎです。
スタンドとしても使えることは使えますが、正しい使いみちは別にあります。スタッフは試してみて意外な性能の良さにびっくりしました。
正解は店頭で。近い内に発売を始めますのでお楽しみに。
【2016年11月23日 追記】
11月18日に当ページでお知らせしました謎の木工品。正解はスマホ用のスピーカーでした!
参考までに手持ちのiPhone 6Sを乗せてみました。
これで音楽を鳴らすと、
①スマホ底面のスピーカーから音が出て
②それがこの木の箱の空洞部分で反響して音量が大きくなり
③前面の丸い穴2つから良い音になって手前側へ出てくる
という仕組みです。
要するに、電池などの電源無しでスマホのスピーカー音量を増幅する箱ということです。
手持ちのiPhone 6Sにはオモテ面ウラ面共にガラスプロテクターを貼り、さらにサイドをアルミバンパーで囲っています。その状態で上面の溝に差し込んでも、結構余裕があります。バンパーではなく、少し厚みのあるシリコンケースなどでも十分に入るでしょう。(※実際には展示サンプルで設置具合を試すことをおすすめします。)
手を離すと、自然に後ろ側へ少し倒れて固定されます。
ひいき目かもしれませんが、地元道南エリアの「道南杉」で音が響いているということもあってか、予想以上に良い音がしますよ。
商品はショップレジの角、コーヒーマシンの右隣りにあります。(11月23日時点)
展示サンプルも出していますので、ご自身のスマホがフィットするか確かめてみてください。