道の駅 みそぎの郷 きこない

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『新吉堀トンネル』開通で渡島-檜山がより身近に!

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津軽海峡に面した木古内町(渡島エリア)と日本海に面した上ノ国町(檜山エリア)との間を結ぶ、標高200m程度ですがちょっとした峠越え(稲穂峠)の道路がありした。道道5号線です。

通り慣れた人には楽しいワインディングロードなのですが、初めての方には不安に映るようでした。例えば、「この道は普通に通れるの?」「舗装されてるの?」「すれ違いできるの?」といった具合の質問を受けることが多々あった程です。その度に「路線バスも通っているくらいなので大丈夫ですよ。」とは答えていましたが。

とは言え、峠越え部分にあるトンネル(吉堀隧道・上の写真)は大型バスのすれ違いが困難だったり、トンネル前後の道は急カーブや急勾配が連続したりと、初見の方には必ずしも快適とは言えない状況でした。(一部の愛好家にはかえって好評だったようです。サイクリストやバイカーなど。)

そしてこの度、吉堀隧道とその付近の道をショートカットする形で、新たにトンネルを掘り11月30日に開通しました。

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[※渡島総合振興局 函館建設管理部HPより]
その新しいトンネルである「新吉堀トンネル」の概要は上の資料の通りです。約1.5kmのトンネルを含め総延長約1.9kmの道路を新たに通したことで、峠部分(稲穂峠)の吉堀隧道やその前後の急カーブなどの約2.6km部分を通らなくて済むようになりました。また新トンネルは幅が広く設計され、大型バスなどが普通にすれ違いできるようになっています。

さらに補足すると、新トンネルには両側に歩道が付きました。決して幅広くはありませんが、これまでの吉堀隧道にはそもそも無かったので大きな進歩です。まあ、歩く人はまずいないとは思いますが。

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これが新吉堀トンネルへの取り付け部分の木古内町側です。左にカーブしてその先に見えるトンネルが新吉堀トンネル。右にカーブしている細い道がこれまでの吉堀隧道(稲穂峠)へと続く道でした。(※この右側の道は新道開通に伴い通行不可になりました。)

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新吉堀トンネルの木古内町側入口です。撮影した12月3日時点では、出口付近の路側帯部分で小規模な工事をしていました。もちろん普通に通行可能です。

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きれいなトンネルを抜けて、上ノ国町側に出たところにあるのがこちら。

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上ノ国町側のトンネル出口を少し引いて撮影したのがこちら。この写真からは分からないのですが、写真の左端に見切れているところに旧道が通っていました。

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(ちょっと古い画像ですが) 道南西部9町のエリアマップによると、これまでのルートでは木古内町と上ノ国町の間は「42km 50分」となっています。それが新吉堀トンネルの開通により、単純計算では約700mの短縮となります。

所要時間的にはどうなるのでしょうか。一部報道によると約10分間の短縮となるそうですね。さすがに坂道とは言え700mで10分短縮は多少大げさかなと個人的には思いますが、それでも峠付近の難所を通らなくて済むようになった効果が大きいのは確かでしょう。

これまで、道南西部9町は地理的に津軽海峡側の渡島エリアと日本海側の檜山エリア、2つのエリアに分かれていました。それが新吉堀トンネルの開通により、物理的な距離はもちろん、心理的な距離も縮まり、双方の行き来が活発化することを期待しています。特に、北海道新幹線木古内駅で降車して、レンタカーやバスで上ノ国町や江差町などの日本海側へ向かう人には朗報となることでしょう。

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